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2019/04/07
モダンデザインが結ぶ暮らしの夢
先月で終わってしまいましたが、高崎市美術館で特別展「モダンデザインが結ぶ暮らしの夢」開催されました。これは、高崎にゆかりのある建築家たちによる作品を展示した企画展。展示されているのはふだん使いできるチェアや竹で編まれた籠、などなど。来場者は、機能的かつ芸術的な作品に見入っていました。
「高崎にゆかりのある建築家たち」とは「ブルーノ・タウト」「アントニン・レーモンド」「剣持勇」など。レーモンドは帝国ホテルを設計した「フランクロイド・ライト」と来日しました。「音楽センター」や「旧井上房一郎邸」を設計した建築家です。建築にも工芸品にも「用の美」が凝縮され、個人的にファン。
美術展は終わってしまいましたが、「旧井上房一郎邸」は、高崎市立美術館内の常設なので、ぜひご見学を。自然と調和しつつ機能性を実現した住まいは完成度の高いものだと思います。日中は来客用のソファとして、夜はベッドに変身できる、ソファベッドは現代人の感覚にもマッチする名品です。(Y)
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