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2020/08/09
アクセントクロス活用術!
比較的安いコストで高級感やオシャレ感が演出できる「アクセントクロス」は、今や空室対策の定番商品ともいえます。
訴求力や家賃UP、家賃下落防止など、価値向上を叶えるための活用方法の基本と応用編をご紹介します。
★入居者に響くデザインや機能を選べる
アクセントクロスとは、色や柄の強いクロス(壁紙)をアクセントとなるように使用して、お部屋全体のデザイン性を高める手法のこと。
ベーシックな量産型クロスではなく、色や柄の豊富な、業界で言う「1000番クロス」を使用することで、コンセプトやターゲットとする入居者層に合わせたお部屋づくりができます。
また、デザイン性にたけているだけでなく、汚れがつきにくく落としやすい、傷に強い、消臭効果があり、といった特別な「機能」の付加された商品バリエーションも。
★壁の一面だけが基本。応用編として狭い空間に使って印象的に
アクセントクロスの最も基本的な使い方は、居室の壁一面だけに貼るポイント使い。
貼る場所、柄、色を一工夫することで、内見者にオリジナルの印象を与えることも可能です。
応用編として、例えば敢えて狭い場所に限定した使用方法も。キッチンやトイレ、洗面所、洗濯機置き場、クローゼットの中など、狭い空間に強い印象のクロスを施工しワンポイントとして見せることで、内見者に強いインパクトを残します。
貼る面積を狭くできるため、施工コストも割安に。アクセントクロスで部屋全体の印象をガラリと変えてしまうことに抵抗のある方でも、狭い空間からなら導入しやすいのでは。
★デザインと実益を兼ねる腰高アクセントクロス
壁の全面ではなく、半分だけアクセントクロスを貼る、という方法もあります。
腰高アクセントクロスは、床から1mくらいの高さに見切りを取り付け、その下部にデザイン性の高いクロスを貼るという方法です。
全面に貼る場合と比べて、次のような特長があります。
①圧迫感が少なく万人受けしやすい
②希少性・オシャレ度の向上
③下部のみの貼り替えで費用節約
ご紹介したような方法で、工夫次第で高いコストパフォーマンスを期待できるアクセントクロス。
貼る場所や方法を工夫して、ワンランク上の空室対策を目指してみてはいかがでしょうか。